Web広島文学資料室

峠三吉 愛と平和に生きた詩人

はじめに

ごあいさつ

広島市立中央図書館の広島文学資料室では、広島に関わりのある著名な文学者等21人を対象に、文学資料の収集、保存、活用を行なっております。
より活用いただくための一環として、一昨年前からホームページ上で広島文学資料室の作家から一人にスポットを当て、その資料を紹介するページの作成を進めておりますが、このたびその第3弾として「峠三吉 愛と平和に生きた詩人」と題し、峠三吉の資料を紹介するページを作成いたしました。
28歳のときの被爆体験をもとに、病身の身を削りながら著した「原爆詩集」は、原爆の悲惨さ、非人間性を訴えるものとして現在まで読み次がれ、感銘を与え続けています。
当館では、平成2年にご遺族から寄贈いただいた、峠三吉関係の草稿類、書簡、メモ等 約3000点を核とし、図書等の収集をすすめております。
これらを利用いただき、峠三吉についての関心を深めていただくとともに、当館峠三吉資料のさらなる活用を進めていただければ幸甚です。

平成23年(2011)3月 広島市立中央図書館


「峠三吉氏像」丸木俊/画

謝辞

当館の峠三吉資料は、平成2年に三戸頼雄氏、今井千栄子氏から、峠三吉に関する膨大な資料類 約3000点(書簡、日記、草稿類 等)をご寄贈いただいたことを端緒に充実が進みましたが、その寄贈の仲介 及び1点1点の資料の整理においては、広島文学資料保全の会の皆様に多大なご助力をいただきました。ご遺族の皆様、保全の会の皆様に改めてお礼申し上げます。
その後、引き続き、資料の収集、整理、保存を進めてまいりましたが、さらに活用を図るため、このたび本デジタルアーカイブの作成となりました。作成にあたっては、次の方々ならびに関係機関の皆様には資料掲載の許可をはじめ、多くのご示唆、ご協力をいただきました。厚くお礼申し上げます。
峠鷹志 広島文学資料保全の会 四国五郎 丸木美術館

ご利用にあたって

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