広島を知る

「被爆文献資料」より

広島市立図書館には、旧広島藩主浅野家から寄贈された和漢の古書・図記類を収蔵した浅野文庫や、被爆都市ヒロシマの図書館として、被爆に関する資料を集めた被爆文献資料など、特色あるコレクションがあります。
Webギャラリーでは、これらの中から、いくつかの資料を選び、画像を中心にご紹介しています。

「所蔵の被爆文献資料」 月刊中国昭和21年8月号 中国新聞社 発行

「所蔵の被爆文献資料」 月刊中国

発行年 1946年 大きさ 26cm
ページ数 34p 分類番号 A05

広島 のデルタと原子雲のイラストが表紙。「原子爆弾記念号」の見出しも見える。被爆後1年という早い時期に、広島で出された原爆特集のひとつ。描写は押さえ気味ながら、当時の随想や手記、破壊の跡もかなり残る広島の街の展望写真などを掲載。

「所蔵の被爆文献資料」 アサヒグラフ1952年8月6日号 朝日新聞社 発行

「所蔵の被爆文献資料」 アサヒグラフ

発行年 1952年 大きさ 37cm
ページ数 26p 分類番号 A05

「原爆被害の初公開」と銘打ったこの原爆特集号は、占領下を脱し、ようやく本格的な原爆や街の惨状を伝える写真を巻頭から11ページにわたり掲載。反響は大きく、増刷を重ね、52万部を売りつくしたといわれる。(増刷は、間に合わずモノクロ)

「所蔵の被爆文献資料」新聞資料 原爆 1・2小田切 秀雄 監修 日本図書センター 発行

「所蔵の被爆文献資料」新聞資料 原爆 1・2

発行年 1987年 大きさ 32cm
ページ数 - 分類番号 A07

1945年8月から1980年12月までの原爆に関する主要新聞記事を、2巻にわたり、年代順に配列したもの。昭和20年8月7日の「広島を焼爆」、8月8日の「広島へ敵新型爆弾」等の見出しに始まる、リアルタイムな新聞記事集。

「所蔵の被爆文献資料」 平和事典広島平和文化センター 編 勁草書房 発行

「所蔵の被爆文献資料」 平和事典

発行年 1991年 大きさ 22cm
ページ数 604p 分類番号 A31

広島、長崎の被爆に関する事項をはじめ、各国の紛争や戦争、平和研究、平和運動など、平和問題全般に関する広範は情報をまとめた辞典。被爆については、第13章ヒバクシャ、第20章広島・長崎の歴史の各章に、特に詳しい事項、用語等の解説がある。(初版は1985年)

「所蔵の被爆文献資料」 広島原爆医療史広島原爆医療史編集委員会 編 広島原爆障害対策協議会 発行

「所蔵の被爆文献資料」 広島原爆医療史

発行年 1961年 大きさ 22cm
ページ数 792p 分類番号 A49

被爆直後、広島の医師たちはどのように救護活動をしてきたのか、又、その後の原爆後障害とは、をまとめた大著。原爆障害の研究と治療をすすめてきた原対協の、保健文化賞受賞記念として編纂された。(続編として、1969年に「被爆者とともに」が刊行。)

「所蔵の被爆文献資料」 広島原爆戦災誌第1巻 - 第5巻 広島市役所 編・発行

「所蔵の被爆文献資料」 広島原爆戦災誌

発行年 1971年 大きさ 22cm
ページ数 - 分類番号 A55

広島が、広島の原爆被害の記録として、被爆証言や各種資料を集大成し公刊した記録。各巻構成は、第1巻は総説、第2巻は各地区の被災状況、第3巻は主要官公庁等の被災状況、第4巻は学校・神社・寺院等・関連市町村の被災状況、第5巻は資料編である。

「所蔵の被爆文献資料」 広島原爆被害の概要(各国語版)広島平和記念資料館 編・発行

「所蔵の被爆文献資料」 広島原爆被害の概要

発行年 1994年ほか 大きさ 21cm
ページ数 32p 分類番号 A55

原爆による被害のあらましと、ヒロシマの平和への歩みをコンパクトにまとめた小冊子。英語、中国語、ハングル、アラビア語、独語、仏語、イタリア語、スペイン語、ロシア語版が発行されている。

「所蔵の被爆文献資料」 劫火を見た 市民の手で原爆の絵を日本放送協会 編 日本放送出版協会 発行

「所蔵の被爆文献資料」 劫火を見た 市民の手で原爆の絵を

発行年 1975年 大きさ 21cm
ページ数 93p 分類番号 A72

「市民の手で原爆の絵を残そう」というNHKの呼びかけに応じて寄せられた絵の中から、約100点をまとめた画集。被爆後30年を経てもなお、頭脳に焼き付いている状況を描いたこれらの絵は、体験者のみが描きうる迫力に満ちている。

「所蔵の被爆文献資料」 原爆体験記広島市民生局社会教育課 編 広島平和協会 発行

「所蔵の被爆文献資料」 原爆体験記

発行年 1950年 大きさ 19cm
ページ数 134p 分類番号 A99

被爆5周年に広島市が作った手記集。市民からの応募があった164点から、18点の手記全文と16点の手記抜粋を収録。当時、印刷はしたものの、あまり配布されないままとなっていたが、15年後、朝日新聞社の発行で改訂、再刊され、広く読まれるようになった。

「所蔵の被爆文献資料」 広島県史原爆資料館 広島県 編・発行

「所蔵の被爆文献資料」 広島県史

発行年 1972年 大きさ 23cm
ページ数 1086p 分類番号 A21

1968年から開始された県史全27巻の編纂事業の、トップを切って刊行された。原爆関係資料を、第1部 戦争末期の防衛体制、第2部 原爆被災の記録、第3部 原爆調査団の報告、第4部 原爆に対する国際的反応、第5部 平和への努力、の5部に分けて構成。

「所蔵の被爆文献資料」 広島新史資料編1(都築資料) 広島市 編・発行

「所蔵の被爆文献資料」 広島新史

発行年 1981年 大きさ 22cm
ページ数 525p 分類番号 A21

1975年から広島が着手した「広島新史」全13巻の編集事業のうち、最初に刊行されたのが本書。原爆症の研究と治療に関する第一人者である、東京大学医学部の都築正男教授が残した広島の原爆被災調査の諸資料を、体系的にまとめたもの。

「所蔵の被爆文献資料」 被爆50周年広島市原爆被爆者援護行政史広島市衛生局原爆被害対策部 編・発行

「所蔵の被爆文献資料」 被爆50周年広島市原爆被爆者援護行政史

発行年 1996年 大きさ 30cm
ページ数 448p 分類番号 A36

被爆50年を節目に、被爆者に対する援護行政や制度のあゆみを集大成したもの。
年表、索引付き。

「所蔵の被爆文献資料」 原爆ドーム世界遺産登録記録誌広島市市民局平和推進室 編・発行

「所蔵の被爆文献資料」 原爆ドーム世界遺産登録記録誌

発行年 1997年 大きさ 30cm
ページ数 162p 分類番号 A52

市民の平和のシンボルとされてきた原爆ドームは、1996年12月5日に、世界遺産委員会において、世界遺産に登録されることが決定した。それを記念し、遺産登録の経緯をはじめ、原爆ドームに関する各種資料を集大成したもの。ドームの図面、年表等も充実している。

「所蔵の被爆文献資料」 被爆50周年ヒロシマの被爆建造物は語る被爆建造物調査研究会 編 広島平和記念資料館 発行

「所蔵の被爆文献資料」 被爆50周年ヒロシマ被爆建造物は語る

発行年 1996年 大きさ 30cm
ページ数 399p 分類番号 A52

原爆により破滅的な被害を受けた広島市の中で、かろうじて生き残ったといえる建造物を集大成した記録集。被爆建造物(建物、橋、樹木、その他)を、建設時、被爆時、復興時、現在など、豊富な写真により、紹介する。論文、年表付き。

「所蔵の被爆文献資料」 広島市立図書館所蔵原爆資料目録広島市立中央図書館 編・発行

「所蔵の被爆文献資料」 広島市立図書館所蔵原爆資料目録

発行年 1995年 大きさ 30cm
ページ数 489p 分類番号 A02

広島市立中央図書館が被爆50年にあたり、所蔵の原爆に関係する資料 約5,000件、のべ15,600冊をまとめて紹介した蔵書目録。