安芸区図書館で点訳絵本を所蔵しています。
市立図書館では、本がそのままの状態では読めない、読みにくい方のために読みやすく工夫された「バリアフリー図書」を所蔵しています。
安芸区図書館には点訳絵本のほかに、「布の絵本」を所蔵しています。
また、各館・室に、普通の文字より大きく太い文字に組み替えてつくられた「大活字本」のコーナーがあります(まんが図書館、あさ閲覧室を除く)。
資料(図書や雑誌等)の収集に際しては、平成16年(2004年)3月に市民の皆様のご意見をいただいて策定し、平成31年(2019年)3月に改訂した「広島市立図書館資料収集方針」に基づき、多くの方の利用が見込めないような高度な学術書を除き、参考図書、専門書を含め、基本的な資料を幅広く収集することとしています。そして、図書館は、「基本的人権のひとつとして知る自由を持つ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務」とし、「すべての図書資料は、原則として国民の自由な利用に供されるべき」という考え方に基づいて、できる限り資料提供の制限をしないようにしています。
しかしながら、公刊された資料に法律上の問題や名誉毀損、プライバシーの侵害の可能性があると思われる場合には、日本図書館協会の見解である「図書館が提供制限を行うことがあり得るのは、(1)その資料の頒布差し止めの司法判断があり、(2)そのことが図書館に通知され、(3)被害者が図書館に対して提供制限を求めた、との要件があった場合である。」を参考にして、その提供の可否を検討し、館外への貸出や閲覧の制限をしている資料もあります。
そのほか、多くの方が図書館内でいつでも利用できるように、辞書・事典、各種白書・年鑑類、高価な美術書などや1冊しか所蔵がない郷土資料など、貴重な資料については貸出は行わず、館内での閲覧のみとしています。
詳しくは職員にお問い合わせください。