・応募総数:313点(313名)
・一般部門:71点(71名)
・ジュニア部門:242点(242名)
展示風景
1. 広島県…258名
2. 福岡県…6名
3. 北海道…5名
4. 神奈川県…3名
4. 茨城県…3名
4. 千葉県…3名
4. 埼玉県…3名
4. 長野県…3名
5. その他※…29名
※東京都、新潟県、愛知県、三重県、静岡県、兵庫県、滋賀県、沖縄県、石川県、宮城県、奈良県、山形県、岐阜県、佐賀県、熊本県、山梨県、アメリカ
・~中学生…242名
・15~19歳…7名
・20~29歳…4名
・30~39歳…11名
・40~49歳…9名
・50~59歳…16名
・60~69歳…14名
・70~79歳…10名
結果、10歳から78歳までの313名からの応募があった。
1. 「猛暑・地球温暖化」22点
2. 「尖閣諸島問題」19点
3. 「ワールドカップ」18点
4. 「民主党政権」18点
5. 「チリ鉱山落盤事故生還」13点
6. 「小惑星探査機はやぶさ帰還」13点
7. 「市川海老蔵」9点
8. 「3Dテレビ」8点
9. 「東京スカイツリー」6点
10. 「前田健太・カープ」6点
※一般、ジュニア部門の計の上位10点を掲載した。
※一作品において、テーマが重複している場合もある。
・1コマ…135点
・2コマ…13点
・3コマ…4点
・4コマ…161点
賞 | 部門 | タイトル | 作者 | 住所 |
---|---|---|---|---|
一般部門 |
またやってるよ |
しげなり まさお |
神奈川県横浜市 | |
「わたし達も写してくれ…」 |
なかにし しんじ |
滋賀県野洲市 | ||
ジュニア部門 |
絶滅危惧種 |
いのくち みつき |
広島県広島市 | |
4Dテレビ? |
ひがきあいみ |
広島県広島市 | ||
一般部門 |
アナログ放送終了近し |
あきや まさお |
千葉県鎌ケ谷市 | |
ありがとうタイガーマスク |
ますだ くにひこ |
京都府京都市 | ||
ジュニア部門 |
今年のニュースと私 |
こぶけ さや |
広島県広島市 | |
世界平和 |
まさもと ゆり |
広島県広島市 | ||
一般部門 |
「ゲゲゲ」 |
すぎやま しげゆき |
新潟県三条市 | |
ジュニア部門 |
Gulf Oil Spill |
Ryan Macaoay |
米国カリフォルニア州 |
今年は 3Dって よく耳にします。又、紙芝居も復権しつつあるようです。
こういう 手造りの紙芝居 楽しいですよネ。子供達も よろこぶでしょう!
「うまいなぁ」「たのしいなぁ」という声があがりました。
話題の3Dを手造りで!!街頭紙芝居屋さんの飛び出す紙芝居は、アナログの面目躍如です。あったら良いなと思わせる楽しいアイディアと、びっくりする子どもたちや犬や猫まで・・・細やかに巧みに描かれた画はみんなの笑顔をさそいます。
まさに「明るくユーモアあふれる」作品で大賞受賞となりました。
猛暑で山から動物達がエサを求めて 市街まで下りて来て 大騒ぎになりました。
人間が気づかないうちに 彼らが環境へのSOSを発信しているかも。
2010年は暑い、暑い夏で、「猛暑」は最多の応募テーマでした。自然のバランスが崩れているのか、市街地で猿の捕獲騒ぎや、熊の目撃も相次ぎました。
ビルの屋上にいる猿の捕り物を「またやってるよ」と見ているのは人間ばかりではなく…
画面左のポイントになっている黒いシルエットは、よく見れば親子の熊の後姿です。
猿の騒動を細かに楽しく描き、熊のシルエットでひねりとパンチを効かせ、クスリと笑える作品となっているとの評を得て、優秀賞の受賞となりました。
「高齢者行方不明問題」
年金の不正受給。役場の未処理…。これを機に地域のお年寄りを見守り、
孤独にさせない社会を作りたいものです。
高齢者の所在不明が「消えた高齢者」として話題になりましたが、それに端を発し、戸籍上「生きている」たいへんな年齢の人たちも話題となりました。
百歳の記念写真撮影に、「私達も写して」と189歳に200歳と大勢が集まって大騒ぎ!
ちょっと、ブラックな笑いをほのぼのとした画風で描き、深刻すぎない、でもちょっと毒のあるユーモラスな作品となり、優秀賞の受賞となりました。
クニマスと知らずに漁師や釣り客の人が捕ったり釣ったりしていたのを
ニュースで見て絵に表してみました。
絶滅したと考えられていた魚国鱒(くにます)が、70年ぶりに発見されたのは明るいビックニュースでした。
この話題を、実は国鱒は「黒鱒(くろます)」と呼ばれて普通に釣られていたという視点から描き、クスリと笑える作品となっています。
また、ジュニアのなかでは群を抜く画力も、みんなの目をひきました。
今年は、3D映画「アバター」や3Dテレビ発売などと、とびでるテレビが話題になりました。それで、私は「もっと進化していく時代なんだから、次は4Dテレビだな。」と思い、書いてみました。
3Dの次は4D!?飛び出して見える次は、目の前に実物がある!?
ストレートなアイディアが、却っておかしみを生んでいます。
ジュニアらしい楽しさがあるとの評価を得て、優秀賞の受賞となりました。
アナログ放送の終了が迫ってきました。テレビでは何度も「早くデジタル準備を」というメッセージが流れてきます。もう充分わかっています。テロップが多すぎませんか。
アナログ放送終了も近づき、まだデジタルになっていないテレビには、デジタル準備をするようにとの表示が出続ける設定になりました。アナログ終了時に備えてとの意図はわかるのですが、確かに「もう、うんざり!」という感じです。
審査会でも、「わかる、わかる」「そうそう」と、みんながこのお父さんに同感でした。
身近な話題を、誰もが共感できる笑いにしたアイディアが評され、佳作受賞となりました。
「現役を引退して何十年…。体力も衰え、もう時間がない。急げ善意!!『伊達直人』」
なつかしの劇画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」の名を名乗り、児童福祉施設にランドセルが届けられたというニュースをきっかけに、日本全国で同様の寄付が相次ぎました。
桜のはなびら散るなか、プレゼントの箱を振りまき、走るタイガーマスク。「タイガーマスク運動」ともいわれる現象を象徴的に描きながら、ちょっとくたびれたタイガーマスクというひねりを加えて、ほのぼのとした明るい作品となり、佳作受賞となりました。
今年のニュースについてと私の家の地デジ化についてかきました。
いろいろなことがあった1年だと思います。
沖縄基地問題に、チリ鉱山落盤事故と、2010年もさまざまなニュースがテレビを賑わせました。でもテレビを観ている我が家の一番のニュースは、デジタルテレビになったこと。
暑い夏に、寒い冬。たのしくテレビを観ているさまが目に浮かぶ、ほのぼのとした作品で、佳作受賞となりました。
いつになったら、みんな仲良く幸せにくらせるのかなぁと思ってこのマンガをかきました。世界が平和になってほしいと思いこのマンガをかきました。
チリ鉱山落盤事故の生還は良かったなぁ。世界が平和になってほしいなぁ。
そんなジュニアらしい思いを素直に描いた作品なのですが、世界各国が平和に協力しあえるよう、みんなを閉じ込めればいいんだという4コマ目は、なんだか皮肉がきいています。
閉じ込めちゃえ!という発想が、なんとも言えない巧まない笑いを誘い、佳作受賞となりました。
不気味な魑魅魍魎(ちみもうりょう)の棲むコッカイには、さすがの水木しげる夫妻も「ゲゲゲ…」。
上手い、こわい!!
まさに「ゲゲゲ」な作品です。
流行語にもなった漫画家水木しげる夫妻の「ゲゲゲ」と、なんだかんだあった「ねじれ国会」を、線描でぎっしりで描き込んで不気味な雰囲気を出しています。達者な作風が目を引き、審査員特別賞の受賞となりました。
The drawing I am entering is based on the Bp oil spill in the Gulf of Mexico. This depicts the search for the source of oil and when they find out gallons of oil are contaminating the sea. The animals covered in toxic oil were drowning until people came to help. Although the disaster was sealed,the problem was still memorable till this day.
The quote "Everything's is dead" signifies the animals either traveled away, deserted the area, or died from this devastating disaster. This problem was serious and should have been fixed long ago.
アメリカの14歳の少年がメキシコ湾原油流出事故を描いたこの作品、実は「1コマから4コマ」という募集の規定から外れています。
しかし、アメリカンコミックス、ヨーロッパのまんが、それから、もちろん日本のまんがの影響も感じられる作風は興味深く、まんがを楽しんでいる様は、おもしろその年まんが大賞の主旨に沿うものだということとなり、審査員特別賞となりました。