Web広島文学資料室

峠三吉 愛と平和に生きた詩人

平和への強い決意を
 「ちちをかえせ ははをかえせ …」の冒頭で知られる『原爆詩集』を、峠三吉が自費出版したのは1951年。朝鮮戦争が難局に入り、再び原爆の使用も? との危惧に駆られ、病身に鞭打ち、詩作を通じて原子爆弾の惨禍を訴えました。
 この代表作『原爆詩集』からは、平和への強い決意と、人々への愛情がひしひしと伝わってきますが、”愛と平和”は,彼の生き方全体に当てはまる言葉です。
 当館では、このたび、所蔵の峠三吉の資料を紹介するページ「愛と平和に生きた詩人」を作成しました。このページを入口に、峠三吉文学の魅力を様々な角度から味わっていただけましたら幸いです。

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