カテゴリー:南区図書館
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記事分類:イベント公開日:2018年9月20日
活字離れが進む中、じっくりと一冊の書物と向き合う時間を持つことも難しくなりました。書物に親しみ、文学の魅力に触れ、改めて文字やことばの持つちから、読書の醍醐味を思い起こしてみませんか。
※このイベントは、高齢者いきいき活動ポイント事業の対象事業です。
こちらからチラシをご覧いただけます[PDF:154KB]
回 | 日時 | テーマ | 講師 | |
第1回 | 平成30年10月31日(水) | 10:00~11:30 | 『三国志』の貴公子、曹植の文学 | 柳川 順子氏 (県立広島大学 人間文化学部国際文化学科教授) |
第2回 | 平成30年11月9日(金) | 10:00~11:30 | エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を読む | 天野 みゆき氏 (県立広島大学 人間文化学部国際文化学科教授) |
【第1回】 『三国志』の貴公子、曹植の文学
三国魏を代表する文人曹植は、王朝の創始者である父曹操に愛され期待された前半生と、兄曹丕との後継者争いに敗れて以降の後半生とでは、人生のみならず、その作風にも大きな変化を生じました。詩作品の精読を通して、彼の隠された心情を探っていきます。
【第2回】 エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を読む
『嵐が丘』に描かれた「荒々しい情熱の表現や常軌を逸した憎しみ」は、ヨークシャーの荒野で育ったエミリーには自然なことであるけれど、荒野を知らない都会の読者には「野蛮」で「理解不可能」なものに思われるだろうと、エミリーの姉、シャーロットは述べました。エミリーの詩に表現された自然観や宇宙観とともに、この小説世界の意味を考えてみましょう。何度も映画化され、歌も作られている作品です。
南区民文化センター 3階 大会議室A
各回50名(要申込・先着順)
高校生以上
南区図書館へ来館、電話、FAXのいずれかでお申し込みください。
※10月2日(火) 9:00から受付開始
広島市立南区図書館、県立広島大学地域連携センター
広島市立南区図書館
〒732-0816
広島市南区比治山本町16番27号
TEL 082-251-1080
FAX 082-252-4120