カテゴリー:こども図書館
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記事分類:事業報告公開日:2019年1月25日
平成31年1月12日(土)に、5-Daysこども文化科学館1階アポロホールで、児童文化講演会を開催しました。
子どもの本の作家で、児童書の編集者として長い経験をお持ちの斎藤惇夫さんから、子どもの成長には物語がいかに大きな意味を持つかということを、ご自身が経験されたいくつものできごとを例にして、明快にお話しいただきました。
子どもが本の中で味わう様々な感情を乗り切るには、大人の付き添い人が必要であり、そのためお父さんお母さんは、少なくとも子どもが10歳になるまでは、毎日15分本を読んであげてほしいこと、子どもの頃読んでもらった本は、大人が思っている以上に人生に深く影響し、生きていく支えとなり得ることなどを語られました。
参加者の皆様からは「子どもに本を手渡していくうえで、大人が丁寧に本を読むことがとても大切だということを改めて知りました」「物語が人間の心を育てるプロセスがよく理解できました」「もう一度子育てをしなおしたいと思いました」などの感想が寄せられました。