カテゴリー:こども図書館
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記事分類:事業報告公開日:2018年7月20日
平成30年7月12日(木)に、5-Daysこども文化科学館1階アポロホールで、児童文化講演会を開催しました。
講演の中で、中澤先生は、大人自身が本を読むとはどういうことなのかを知ることが大切と話され、本の持つ力を教えてくれる多くの図書を紹介されました。
また、「ドリトル先生シリーズ」など、ご自身の幸福な本との出会いの話や、コピーライターとしての経験から、良いものを見極めるには良いものをたくさん見ること、良い本を見極めるには良い本をたくさん読むことと、自分の中の「ものさし」を高めるのがいかに大事かを話されました。また、かこさとしさんの「子どもさんをあなどってはいけない」、石井桃子さんの「子どもの本は目に見えるように書く」、マーシャ・ブラウンさんの「子どもが本の世界で体験した夢や驚きや冒険は、心の中の内なる世界として残るものであり、大人になってからもその場所が生きる糧となってくれる」などの言葉を交えながら、子どもたちに本を手渡す時に心にとどめておきたいいくつもの事柄を教えてくださいました。
参加者の皆様からは「紹介された本はどれも読みたくなりました」、「子どもたちに本を手渡す側として、大きな責任が伴うことの重大さを改めて感じました」、「自分の中の「ものさし」、今一度考え、高めていきたいと思いました」などの感想が寄せられました。