カテゴリー:中央図書館
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記事分類:事業報告公開日:2023年6月27日
令和5年6月4日(日)に講座「バオバブの生態と魅力」を開催しました。堀川大輔氏(広島市植物公園栽培・展示課技師)を講師に迎え、アフリカ大陸、マダガスカル島、オーストラリア大陸にのみ自生する木、バオバブについてお話しいただきました。
バオバブは世界に約10種類あり、広島市植物公園大温室のシンボルツリーであるバオバブは、オーストラリアバオバブです。日本一幹が太いバオバブで、平成29年(2017年)にオーストラリアから船で運ばれ、大温室に植え付けられました。
講師はバオバブの輸送に立ち会われており、どのようにして大きなバオバブを温室まで運んできたのか、豊富な写真とともに詳しく紹介していただきました。
大温室に植えられたバオバブは、8月中旬から9月下旬に花を咲かせるようになりましたが、夜に開花するため、花が開く様子を撮影するのはとても苦労されたそうです。
工夫を重ね撮影されたバオバブの開花の動画を見た参加者からは、歓声が上がりました。
開花の様子は広島市植物公園のブログでも見ることができます。
参加者から多くの質問が講師に寄せられ、「実際に花を見に行きたい」との感想もありました。
また、講師おすすめのバオバブに関する本を借りて帰る方もいらっしゃいました。