カテゴリー:こども図書館
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記事分類:お知らせ公開日:2023年10月19日
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
強いきずなで結ばれた兄弟の生きざまを描いた感動物語です。父親を殺された幼い兄弟は将来のかたき討ちを誓って成長します。しかし、かたきの工藤祐経は鎌倉殿の御家人でかたきを討てば兄弟の命はありません。兄弟のかたき討ちはどうなる!?誰もが感動するラストにご注目!ぜひ読んでみてください!!
(ゆみ)
この物語をざっくり言うと、"ぬいぐるみのうさぎが本物のうさぎになるまでのお話"です。とあるクリスマスの日に、坊やの元にビロードで作られたうさぎのぬいぐるみがやって来るところから始まり、そのうさぎ視点で物語は展開していきます。このお話にはたびたび、「ほんもの」や「ほんとう」といった言葉が見られます。うさぎは先輩のウマのおもちゃに「坊やと友人になれば、『ほんもの』になれる。」と教えられて以来、「ほんとう」のうさぎになることに強い憧れを持つのです。うさぎは果たして、『ほんもの』になることができるのでしょうか?酒井駒子さんの愛らしい絵にも、注目して下さると嬉しいです。
(ユーリィ)
「吃音(きつおん)」は、身近にありながらも、あまり知られていない障害です。この本は、その「吃音」を抱える中学生「悠太」が、家族や友達、先生に支えられて少しずつ前を向いていく物語です。吃音の人、吃音でない人でも、読んだら勇気が出る本です。
(ミモザ)
この本は中学生の色々な恋の物語です。とある私立中学校で野球部が坊主にする、という話題から始まります。劇場型で、どんどん語り手が変わっていき、登場人物の色々な視線から読むことができます。一つ一つのお話は短く、次の誰かに繋げられていて、とても読みやすいです。恋愛ごとを中心に話は進んでいきますが、主人公が変わればそれぞれの事情や考えがあって、同じ出来事でも見る角度を変えれば、また違うものを、いくつも体験できてとても楽しい作品です。ぜひみなさんも読んでみてください。
(おもち)
文政三年、とある神社で捨てられた犬が、弥生という女の子に拾われます。ムツキと名付けられたそのわんこは、元気に成長していきました。
しかしある日、弥生の兄、盛三郎が病でなくなってしまいます。さらに、弥生さえも体調を崩し、布団に伏せがちになってしまいます。家に何か悪いものでも憑いているのでは、と心配した人々は、ムツキを金毘羅さんへ代参させることに。「こんぴら狗」です。一匹のわんこが飼い主のため、江戸から香川まで旅をする感動のストーリーです。
実は、江戸時代には実際に、金毘羅まで犬を代参させる風習がありました。首輪に「こんぴら狗」という札と、お賽銭、わんこの食費などをくくりつけ、道中の人々にお世話されながら立派に参拝を果たしてきたそう。巻末の解説でそのあたりのことも書いてあるので、是非読んでみてください。
(優)
「明日から、おまえたちが怪盗レッドだ!」突然父から言われたアスカがおない年のいとこ、ケイと一緒に怪盗レッドとして活動を始めます。しかも怪盗レッドは普通のどろぼうとは一味ちがい盗む相手は悪いことをしている人からだけ。初代怪盗レッド(アスカとケイの父親達)はルーブル美術館で盗まれた作品をとりかえしたこともあるらしい?!中1のいとこコンビがはじめる怪盗レッド2代目のお話です。ドキドキハラハラしながら物語がすすむのでぜひ読んでみてください!
(えみりー)
この本は、リラックマという、キャラクターのだらだらした毎日をおくるひとりごとがたくさん書かれている本です。読んでみると、とても心に残る言葉が書かれていたり、自分もそんなことしてるな~とまえまでの自分をふり返らせてくれる本です。この本はどこから開いても読めるし、文字も少ないのですぐに読めます。ぜひ、読んでみてください。
(あららん)
一冊読むのにあまり時間がかからないので一日もあればすぐに読めるのがいいです。内容は少し難しい本ですが読み仮名が書いてあるので親子で読むのもおすすめです。この本では自分の立場が上でも人をバカにしてはいけないということを知ることができます。また、人に優しいことをすることが大切だと知ることができます。他にも同じような種類の本があるので是非読んでみてください。
(M・K)