カテゴリー:中央図書館
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記事分類:お知らせ公開日:2022年11月23日
広島市立図書館では11月の平和文化月間にあわせて、「平和を感じられるおすすめ本」を募集しました。多くのご応募をいただきありがとうございました。応募作品は令和4年11月29日(火)まで展示をしています。ご来館いただき、平和を感じられる様々な本と紹介された方の平和への思いに触れてみてください。
令和4年10月15日(土)~11月29日(火)
※展示期間中の休館日は、月曜日、11月4日(金)、11月24日(木)です。
※東区図書館は11月17日(木)~11月23日(水・祝)、南区図書館は11月25日(金)~12月1日(木)も休館です。
「平和を感じられるおすすめ本を教えてください」の応募作品の展示場所では、平和文化月間イベント「ピースパズル」のデジタルスタンプが獲得できます。「ピースパズル」に参加されている方はお近くの図書館にお立ちよりください。
中央図書館に寄せられたおすすめ本のなかから、いくつかご紹介します。(書名・著者名の情報を補足している部分があります。コメントは原文のままとしています。)
小学校の校庭で子どもたちを見守り続けた一本の木がパンフルートという楽器にうまれかわって、子どもたちと一緒に明るい歌をひびかせます。その木が子どもたちとずっと歌っていられる世界が続くように願わずにはいられません。
(無記名)
保存が決まった広島の被爆建物、旧陸軍被服支廠。その傍の神社のクスノキと旅のネコが対話をするという内容の絵本です。対話を聴いている内に、想像力が働かされ始めます。一人ひとりが旧陸軍被服支廠と対話をしよう...。そう促されているようにも感じました。
ペンネーム ひまわり さん
絵本で平和と戦争が考えられる本だと思う
ペンネーム もっち さん
第1回原爆ドーム保存工事を率いた建築家、佐藤重夫の伝記。着工の際スズメの巣を撤去したことに罪の意識を感じていた佐藤が原民喜の「永遠のみどり」を思い出し、再読するエピソードに平和の大切さを感じる。
ペンネーム ゆーじ さん
広島のかつての姿が、白黒写真をカラー化したことで、人々の記憶を呼び覚ます。その時代を知らない者にとっても、現実味を帯びたものとして胸に迫ってくる。
(無記名)
戦が避けられない時代にあっても、それぞれの立場でそれぞれの出来ることで平和を築こうとする人達の決意や迷いを感じることができ、現在は何も考えなくても平和でいられることのありがたさを実感するとともにこの平和が続いていくためには、皆が平和について考え続けることが必要だと思いました。
(無記名)
広島市立中央図書館
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